広場┃Society for Psychotherapy Research第57回国際年次大会のご案内

立命館大学の岩壁茂先生より,Society for Psychotherapy Research第57回国際年次大会のご案内です。


2026年6月24日から27日まで,心理療法の実証研究の中心的な役割を担ってきた学会であるSPR(Society for Psychotherapy Research)の第57回国際年次大会が,はじめて日本で(そしてアジアで)開催されます。本大会は,心理療法研究と臨床実践の未来を考える,記念すべき機会となります。

本大会のテーマは「心理療法を再想像する――理論・文化を越えた革新の対話(Reimagining Psychotherapy: A Dialogue on Innovations Across Approaches and Cultures)」です。長年にわたり心理療法は人々の心の健康を支えてきましたが,その効果やアクセスの向上といった課題は今なお残されています。さらに,心理療法を日常生活や地域社会にどのように統合していくかという問いも,重要性を増しています。本大会では,こうした課題に対し,多様な理論的立場や文化的背景をもつ研究者・臨床家が集い,対話を通して新たな可能性を探ります。

近年,デジタル技術や人工知能(AI)の発展は,心理療法の在り方にも大きな変化をもたらしつつあります。これらの新たなツールは,クライエント支援や臨床家のトレーニングを補完するなど,心理療法の可能性を広げる一方で,慎重な検討も求められます。本大会は,こうした革新を,理論・実践・文化を横断する対話の中で位置づけることを目指します。

SPRは,さまざまな研究や臨床アプローチの潮流を結びつけ,相互学習を促進してきた学会です。分野や国境を越えた交流は,心理療法の研究と実践を次の段階へと導く力を持っています。会場となる立命館大学大阪いばらきキャンパスは,地域と大学の連携を象徴する開かれた空間です。食と文化にあふれる大阪の魅力とともに,心理療法の未来を共に描く場に,ぜひご参加ください。

なお,発表の申し込みは,2026年の1月10日まで延長されました。英語に自信があまりないという方も,歓迎されます。またポスター発表が可能です。また,円安や物価高が続くなか,国際大会に参加できる貴重な機会となります。

参加費は決して安価ではありませんが,3日間の昼食と午前午後のお茶・コーヒー・軽食代,レセプション・ポスター発表交流パーティ3回(軽食とアルコール含む),などが含まれます。夕方には,軽食と飲み物を楽しみながら,参加者との交流を楽しむことができます。

6月に立命館大学OIC(大阪・茨城)キャンパスでお目にかかれることを楽しみにしております。

SPR第57回大会 大会実行委員長 岩壁 茂

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