臨床心理検査の現在(19)描画法①総論|高橋依子

高橋依子(大阪樟蔭女子大学名誉教授)
シンリンラボ 第23号(2025年2月号)
Clinical Psychology Laboratory, No.23 (2025, Feb.)

1.心理臨床における描画の意義:個性の表れ,無意識の感情の表出

心理臨床の場では,対象者のパーソナリティを理解して,適切な支援の方法を検討していかねばならない。さらに対象者自身が気づいている側面だけでなく,検査時には本人が明確には気づいていない内容を知ることにより,より良い支援が可能となる。

人が絵を描くとき,同じテーマであっても一人ひとり描く絵は異なり,個性が表れる。そして絵には,本人が言葉では表現しにくい内容や,描いているときには気づいていない感情が表出することがある。そこで,臨床心理アセスメントのために,心理検査として描画を用いることが有用となる。

2.アセスメントとしての描画:課題の必要性

絵は個性の表れなので,自由画であってもその人らしさが表れる。しかし心理検査として用いるときには,妥当性と信頼性が担保されなければならない。対象者が描いた絵を過去の他者が描いたものと比較することで,絵に表れたパーソナリティの特徴を客観的に捉えることができる。そのためには自由画でなく,課題を決める事で比較が可能となる。

また,課題によって捉えやすいパーソナリティの側面があるので,さまざまな課題の描画検査が考えられている。

3.描画法の種類と開発の歴史,最新の状況

アセスメントの目的に応じて,さまざまな種類の描画検査がある。わが国の心理臨床の場でもっともよく用いられているのは「木」を課題とする樹木画テスト・バウムテストである。その他,人物画テスト(1枚法・2枚法),「家」「木」「人」を課題とするHTPテスト(3枚法)・HTPPテスト(4枚法),S-HTPテスト(1枚法),家族を課題とする家族画テスト・動的家族画,ワルテッグ描画テスト,風景構成法なども用いられている。

1)人物画テストの創始と変遷

①グッドイナフによる知能の測定

自由画ではなく,課題画の多くのデータによる標準化を行って,描画検査を確立したのはグッドイナフである。グッドイナフ(Goodenough, 1926)は男の人を1人描く人物画によって,子どもの知能を測定しようとした。グッドイナフは多くの子どもの人物画から子どもの描いた男の子の絵の特徴,たとえば,目があるかないか,描かれた目にはまつ毛があるかというように,身体の部分とその明細度についての通過率の基準を作った。そして対象の子どもの絵の通過得点から精神年齢を換算して知能指数を計算できるようにし,4歳から10歳までの子どもに適用して妥当性と信頼性を実証した。グッドイナフは「Draw a man」と教示したので,この方法はDAMとも呼ばれている。

わが国では小林(1977)が日本人の児童の3歳から12歳までのデータを集めて標準化し,その後,2017年に3歳から10歳までで再標準化した(小林・伊藤,2017)。

②パーソナリティの総合的な理解としての人物画

その後,人物画は単に知能だけでなく,対人認知,感情や葛藤などパーソナリティのさまざまな特徴が捉えられるとして用いられるようになっていった。マコーバー(Machover, 1949)は男女2枚法により,知能だけでなく,感情,対人関係,葛藤など全般的なパーソナリティの状態を理解していった。その他,ハリス(Harris, 1963)(男女のほか自分の絵を加えた3枚法)やコピッツ(Koppitz, 1968)らも人物画を用いていった。

③対人関係の問題の理解のための人物画

近年,自閉症スペクトラム障害が問題となり,知能検査や発達検査による知能の測定結果と,人物画からの知能の測定結果の乖離から,対人関係に問題を持つ自閉症スペクトラム障害のアセスメントに人物画を用いるようになってきている。

2)樹木画テスト・バウムテストによるパーソナリティの本質のアセスメント

描画によるパーソナリティのアセスメントとしてさまざまな側面が検討され,本質的な側面を捉えるため「木」が課題とされた。「木」の絵は最も抵抗なく描ける人が多いので,パーソナリティの比較的深層にある部分を反映し,心理的外傷となる過去の経験や,本人が意識の上では認めたくない否定的な感情も表すことがあり,パーソナリティの特徴が,より深く理解できるとされている。

コッホ(Koch, 1948, 1952, 1957)の創始した「果物の木」(最初の翻訳では「実のなる木」)を描くバウムテストやボーランダー(Bolander, 1977)の樹木画テストがある。バウムテストはわが国で早くに翻訳され(林ら,1970),短時間で実施できるため児童相談所や病院などで盛んに使われるようになった。心理臨床の場で近年も最もよく使われている描画法である。

心理アセスメントとしてだけでなく,臨床群の特徴を比較していく研究などにも用いられることが多い。

3)多面的に捉えるために課題を組み合わせる

複数の課題の描画により,パーソナリティを多面的に捉えようとして,バック(Buck, 1948, 1966)は「家」「木」「人」をそれぞれ1枚の用紙に描くHTP法を開発した。わが国では高橋雅春(1967, 1974)がバックのHTP法とマコーバーの人物画を組み合わせて4枚の描画によるHTPPテストとして臨床で用いるとともに,標準となる健常群や臨床群の資料を作成した。その後,バーンズ(Burns, 1987)が1枚の用紙に家,木,人を描く動的HTPを発表し,わが国では細木ら(1971)が多面的HTPを,三上(1995)がS-HTPとして1枚の用紙で実施するようになった。

4)対象者の家族の認知を知る

個人の問題や症状の基には,対象者の家族の問題がみられることが多く,対象者が家族をどのようにみているかを知ることは,対象者の支援にとって重要である。ハルス(Hulse, 1957)は「あなたの家族」という家族画検査を行い,シーランとラッセル(Shearn&Russell, 1969)は「ある家族」を課題とし,バーンズとカウフマン(Burns&Kaufman, 1970, 1972)は「あなたとあなたの家族が何かをしているところ」という動的家族画を開発した。また,間接的な教示の方が描きやすいとして,「『私の家族』という題で」という方法(高橋依子,1986)もある。

これらの家族画検査により,対象者が家族のメンバーをどのようにみているかや,家族同士の関係性をどのように捉えているか,自分と家族のそれぞれとの関係をどう考えているかなどを明らかにして,対象者の問題や症状の基に家族がどのように関連しているかや,支援に家族の援助が得られるかなどを理解していくことができる。  

5)わが国で創始された風景構成法

さまざまな描画法が欧米で開発され,わが国で精緻化されて用いられるようになっているが,わが国で創始されたものに風景構成法がある。これは当初芸術療法として中井久夫が開発したが,この方法が持つ卓越した弁別力により,アセスメントとしても用いられるようになってきている。

6)ワルテッグ描画テスト

ワルテッグ(Wartegg, 1939)の開発したワルテッグ描画テストは,あらかじめ規定された図形に加筆していく方法であり,心的エネルギーの低い対象者にも用いられる。クリシ(Crisi, 2017)が「クリシ・ワルテッグ・システム」として実施法や解釈法を体系化し,わが国でも翻訳されている(村上,2022)。

7)模写によるアセスメント

ベンダーゲシュタルトテスト(Bender, 1938)など,図形を模写することで,脳器質障害などを検討していく検査もある。

4.描画検査の実施法と留意点

1) 開始の折の留意点

心理療法開始にあたってはラポールの形成と維持が重要であることは,誰しも理解していることである。心理アセスメントであっても,より良い理解が可能となるには,対象者と検査者のラポールが重要である。待合室で用紙を渡して描くようなことをするのではなく,検査者が対象者をより良く理解していこうとする姿勢を伝えることが大切である。

次に,アセスメントの目的を対象者の状態に応じて説明し,その後に具体的な心理検査の説明に入る。

2) 描画検査全体の教示

検査の内容を説明することを教示と言うが,描画法全体としての教示と,描く課題ごとの教示がある。

筆者は描画検査実施の際には,まず以下のように教示している(高橋雅春,1967;高橋依子,2011)。

「今から絵を描いていただきます。これは絵の上手下手を調べる訳ではありませんので,気楽な気持ちで描いて下さい。しかしいい加減には描かないで,出来るだけ丁寧に描いて下さい」

検査によっては,上手に描くとかしっかり描くというニュアンスを伝える方法もあるが,筆者は「上手下手は関係ないので,気楽に」と言うことで対象者の緊張を解き,伸び伸びと描けるようになると思っている。しかし雑に描かれてしまうと,その人らしさが表れにくいので,「丁寧に」とも添えるようにしている。

3) それぞれの課題の教示

次いで課題によって決められた教示を行う。人物画テストでは,「人を1人,全身を描いて下さい」と教示し,バウムテストでは「実のなる木(果物の木)」,樹木画テストでは「木を1本」と教示する。その他,描画法の種類・課題ごとに用紙,用具,教示の仕方が決められているので,規定された方法で実施することで心理検査として妥当性・信頼性が担保されていく。

近年ではさまざまの変法が紹介されているが,その方法によるデータを蓄積することにより,描画法のより良い発展がみられると思われる。

4) 描画中の行動観察

描画中は温かく見守りながら,対象者がどのような気持ちで描いているか,どこから描き始めたか,どこで描くのが止まっているかなどを観察して,可能なら記録しておく。

5)描画後の対話

 描画後は謝意を述べた後,描画後の気持ちを尋ねる。その後,描かれた絵を一緒に眺めながら,語り合う。バックはHTP法では詳細な質問を用意しているが,細かく尋ねるよりも対象者自身に説明してもらう方が,有意義な解釈につながることが多い(高橋依子,2007)。

5.描画法の特徴:実施の容易さ,短時間で実施可能,解釈には熟練が必要

さまざまな描画検査があるが,全体としての特徴をみていくと,まずは実施の容易さが挙げられる。検査ごとに用紙や用具が決められ,教示の仕方にも留意しなければならないが,他の心理検査のように,下位項目ごとに教示が異なるとか,あらかじめ記号化のシステムを理解していないと進められないなどということはなく,実施そのものは非常に容易である。

また,所要時間が長くなることは少なく,短時間で実施が可能である。

しかし描画の特徴を捉えて解釈をしていくには,熟練を要し,簡単にできるものではない。

実施された絵の特徴を捉えその組み合わせから,対象者のパーソナリティの特徴を叙述していくことを解釈というが,次に解釈の方法と留意点について述べる,

6.描画検査の解釈法と留意点

1)解釈の基礎となるもの

それぞれの描画検査で,裏付けとなる理論や枠組みは異なるが,全般的に基礎となっているのは,描画の発達,空間象徴理論,グラフィックコミュニケーションによる象徴の3つである。

① 描画の発達

人が成長し精神的に成熟していくと,描かれる絵も変化していく。絵の変化に着目することにより,対象者のパーソナリティの成熟の状態が明らかになっていく。時には退行を捉えることも可能である。

② 空間象徴理論

コッホはバウムテストの解釈にあたってグリュンヴァルトの図式を基に用紙のどこに描画像が描かれたかによって,何が強調されているかなどを解釈していく出発点としている。コッホと同様に「木」を課題としたボーランダーは,木は縦に描かれる事が多いので,縦向けに空間の特徴を表していった。

③ グラフィックコミュニケーションによる象徴

絵には,意識されているが言葉では表現しにくいイメージや,言葉で表現できない無意識の内容が,象徴的に表現されるので,それを捉えることで,対象者が言葉では話していないことや,本人もその時点では気づいていないことが理解でき,問題行動や症状の元になるものが明らかになって,支援の方向性につながっていく。

2)描画検査の解釈法と留意点

実際の解釈は,全体的評価,形式分析,内容分析を行っていく(高橋雅春,1967)。他の呼び方をしている検査もあるが,方法としては同一である。

① 全体的評価

直観に基づいて全体的な印象を捉える。描画を批判することなく,絵の上手下手を判断せず,クライエントの立場に立って,全体を直観的印象で眺める。「この人は何を感じ,何をこの絵に表し,何を訴え伝えようとしているのか」を感じ取ろうとする心構えが必要である。

絵は部分の集まりではなく,全体として感じ取られるものである。したがって細かい部分を分析していく前に,全体を眺めることが大切である。この全体的評価により,適応水準,精神的成熟度,情緒の安定性,パーソナリティの統合の程度などを捉えていく。

② 形式分析

「どのように描いたか」の検討であり,用紙上の描画像の位置,描画像のサイズ,筆圧,ラインの性質,濃淡,抹消の程度,傷跡の位置などを見ていく。

③内容分析

「何を描き,何を強調したか,何を描かずに無視したか」の検討であり,課題ごとに検討すべき部分が考えられている。過去の資料に基づき,それぞれの部分は何を象徴しているかや,その部分の描画の仕方によって,どのようなパーソナリティ特徴が認められるかについて,参考書に基づいて解釈を積み重ねていく。

人物画では,主題,年齢,顔の部分や表情,腕,足など身体の部分,服装や装飾品などを見ていく。木であれば,木の種類,樹冠と茂み,枝,幹,根と地面,付加されたものを見ていき,家の絵であれば,屋根,壁がどのように描かれているか。窓や扉があるか,あればどのように描かれているか。その他,付加されたものについて検討していく。

④ 統合

このように絵の細かい特徴を見ていきそれらを統合していく。統合の際には次のような点に留意することが大切である。

絵の個々の特徴が1つだけのパーソナリティの特徴に対応するのではなく,いくつかのことを象徴しており,そのどれであるかは,他の要素との関連や,絵の全体的な様相から決まること。

絵に表れたパーソナリティ特徴だけで特定の疾患と決めつけないこと。

問題点や病理性だけを取り上げるのでなく,健康な部分にも着目すること。

7.フィードバックの留意点

対象者へのフィードバックでは,描画検査から明らかとなったことをすべて伝えるのではなく,本人がまだ気づいていない内容については慎重に検討し,自己理解につながる有意義なものに絞ることが大切である。それを対象者が理解できる表現で伝えなければならない。フィードバックは心理療法・カウンセリングの一環であることを意識して行わねばならない。

8.臨床現場での活用

近年では描画法は,対象者が言葉では語れないことを理解して援助するために,多くの分野で用いられている。

1)保健・医療分野での活用

診断の補助や治療方針への情報として活用されるとともに,予後の見通しを立てたり,治療中に治療経過を明らかにするためにも実施されている。

2)福祉分野での活用

対象者の支援の方針を立てるためのアセスメントとして活用されているが,対象者の本音の理解や,周囲の人に対する認知なども明らかにするためにも用いられている。

3)教育の分野での活用

単なるアセスメントだけでなく,描画を通しての触れ合いを重視して描画療法として用いられることが多い。

4)司法・犯罪分野での活用

少年鑑別所でのアセスメントや家庭裁判所での親子関係の把握などに活用されているだけでなく,精神鑑定においても有用である。

5) 産業・労働分野での活用

対象者の適応状態や病態水準の把握とともに,休職した労働者へのリワークプログラムに応用されたり,復職の時期の判定にも用いられている。

9.最近の研究と今後の課題

描画法の研究としては,これまでは事例検討に用いられる発表が多かったが,最近では,描画法から得られるパーソナリティの特徴を比較することで,臨床群の状態を明らかにしていく研究が多くなっている。それだけでなく,描画法の有用性を高めるために,基礎となる資料についての研究も進められている。

今後の課題としては描画法の質的な面と量的な面の妥当性を高めるために,基礎的なデータを蓄積していくことと,検査者の習熟度を高めるために,研修会や事例検討会を増やし,臨床家が集えるようになっていくことが必要である。

引用文献
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  • Bolander, K.(1977)Assessing Personality Through Tree Drawings. Basic Books.(高橋依子訳(1999)樹木画によるパーソナリティの理解.ナカニシヤ出版.)
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  • Harris, D.(1963)Children’s drawings as measures of intellectual maturity. Harcourt.
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  • Koch, C.(1952)The Tree Test: The Tree-Drawing Test as an Aid in Psychodiagnosis. Hans Huber.(林勝造・国吉政一・一谷彊訳(1970)バウム・テスト―樹木画による人格診断法.日本文化科学社.)
  • Koppitz, E. F.(1968)Psychological Evaluation of Children’s Human Figure Drawings. Grune&Stratton.(古賀行義監修(1971)子どもの人物画―その心理学的評価.建帛社.)
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  • 三上直子(1995)S-HTP法―統合的HTP法による臨床的・発達的アプローチ.誠信書房.
  • Shearn, C. R. & Russell, K. R.(1969)Use of the Family Drawing as a Technique for Studying Parent-Child Interaction. Journal of Projective Techniques and Personality Assessment, 33; 35-44.
  • 高橋雅春(1967)描画テスト診断法.文教書院.
  • 高橋雅春(1974)描画テスト入門.文教書院.
  • 高橋依子(1986)描画テストの実施法 臨床描画研究,1; 130-138.
  • 高橋依子(2007)描画テストのPDIによるパーソナリティの理解―PDIからPDDへ 臨床描画研究,22; 85-99.
  • 高橋依子(2011)描画テスト.北大路書房.
  • Wartegg, E.(1939)Gestaltung und Charakter: Ausdrucksdeutung Zeichnerischer Gestaltung und Entwurf einer Charakterologischen Typologie. Johann Ambrosius Barth. 

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たかはし・よりこ
大阪樟蔭女子大学名誉教授・京都大学博士(文学)
資格:臨床心理士・公認心理師・認定描画療法士
主な著書として,『ロールシャッハ・テストによるパーソナリティの理解』(単著,金剛出版,2009年),『描画テスト』(単著,北大路書房,2011年),『樹木画テスト』(共著,文教書院,1986年),『ロールシャッハ・テスト解釈法』(共著,金剛出版,2007年),『ロールシャッハ・テスト統計集』(共著,金剛出版,2017年),『描画療法入門』(共編著,誠信書房,2018年),『臨床心理検査バッテリーの実際改訂版』 (共編著,遠見書房,2023年)などがある。

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