広場┃遠見書房オンライン講習会のご案内】学校コミュニティを支えるために心理職は何をしたらいいの?―学校文化とカウンセラー文化を踏まえて安心安全な場をつくる講師:増田健太郎(九州大学名誉教授)

遠見書房では,9月より新たにオンライン講習会を開催いたします。皆さまのご参加をお待ちしております。

【ワンデイ】「学校コミュニティを支えるために心理職は何をしたらいいの?―学校文化とカウンセラー文化を踏まえて安心安全な場をつくる」 講師:増田健太郎(九州大学名誉教授)

近年,学校現場は困難な状況に置かれています。増え続ける不登校,いじめ問題,発達障害のある児童生徒への対応などに加え,教員の多忙や人手不足も解消されていません。こうした学校臨床問題に対して,スクールカウンセラー(SC)やスクールソーシャルワーカー(SSW),養護教諭たちと校長などの管理職や教師たちとが連携してチーム学校で対応してゆくことが期待されます。

しかし,学校には独特の文化があり,カウンセリング文化や福祉の文化に馴染んでいる方が学校に入っても,最初は何をどんなやり方でしていけばいいのか戸惑われたり,教職員とのコミュニケーションがうまくいかずなかなか受け入れてもらえなかったりすることも多いようです。学校で活動するには,まず学校システムを知り,管理職や教師らとどう連携したらよいのかを学ぶ必要があるでしょう。

そこで,小学校教諭から大学教員に転じ長く学校臨床問題を研究してきた増田健太郎九州大学名誉教授を講師に,

1.基礎編 学校の現状と学校文化,スクールカウンセラーの仕事,チーム学校,自己理解と他者理解(グループワーク・ペアワーク)
2.実践編 学校臨床の課題への対応―いじめ,不登校,発達障害,保護者対応の事例検討

を学ぶ講習会を開催します。SC,SSWをはじめ,これから学校コミュニティに関わる専門職の方,学校で専門職として活動していてさらなるステップアップを目指している方におススメです。

オンライン形式で行いますので,全国どこからでも受けられます。見逃し配信もあります。

1.【オンライン講習会のみチケット】お申込みはこちらからどうぞ

2.【オンライン講習会+書籍つきチケット】お申込みはこちらからどうぞ

日  時
(全1回)2024年9月7日(土)10:00~16:00 (途中休憩1時間)
参加費用
4,500円(税込み)(zoomによるオンライン・セミナーです)

増田健太郎著『チーム学校で子どもとコミュニティを支える―教師とSCのための学校臨床のリアルと対応』と一緒にチケットをご購入いただくと割引価格になります。書籍付きチケットをご希望の方はこちらへ→https://tomishobo.stores.jp/items/669de1a4d5019806be2946aa
講  師

増田健太郎(ますだ・けんたろう)

九州大学名誉教授。博士(教育学)。臨床心理士,公認心理師。九州大学大学院人間環境学研究院博士後期課程単位取得満期退学。公立小学校教諭,九州共立大学経済学部助教授,九州大学大学院人間環境学研究院助教授を経て九州大学大学院人間環境学研究院教授となり,2024年名誉教授。専門は教育経営学・臨床心理学。
福岡県臨床心理士会,佐賀県臨床心理士会,京都市臨床心理士会のスクールカウンセラー研修会講師,内閣府人事局のカウンセラー研修会,不妊カウンセラー学会不妊カウンセラー養成講座研修会講師など

主な著書:『チーム学校で子どもとコミュニティを支える―教師とSCのための学校臨床のリアルと対応』(遠見書房),『教師・SCのための心理教育素材集―生きる知恵を育むトレーニング』(監修・著,遠見書房),『学校の先生・SCにも知ってほしい:不登校の子どもに何が必要か』(編著,慶應義塾大学出版会),「不妊治療と不妊カウンセリングの臨床心理学的研究」(月刊 精神医学)ほか多数。

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