池淵 恵美 (原案・著),糸川 昌成 (著)『桜散る精神科病棟――8人の女性たち』(星和書店,2026年)

池淵 恵美 (原案・著),糸川 昌成 (著)『桜散る精神科病棟――8人の女性たち』(星和書店,2026年)
定価 1,760 円(税込) 四六判 並製 240頁 ISBN978-4-7911-1178-7
内容説明(出版社HPより)
半世紀にわたり患者さんと向き合ってきた精神科医が、出会った人々の記憶と問いをもとに紡いだ感動のフィクション。そこにあるのは、苦難の中でも懸命に生きる姿と、私たちがまだ知らない現実。
満開の桜の下、閉ざされていた精神科病院がひらかれる――。
大学院生の医師・蓮池雪子が赴任したのは、長期入院の患者たちの療養病棟だった。
「退院したい」と繰り返す人々、かみ合わない対話、見えない回復への道。
戸惑いと無力感の中で彼女は考える——孤立している人をどう支援したらよいか。幻覚や妄想を持つ人とどうつながっていくのか。
やがて小さな試みが、人と人とのあいだに新しいつながりを生みはじめる。
患者、家族、医療者、それぞれの思いが交錯するなかで、静かに変化は芽吹いていく。
現場のリアリティとやさしいまなざしで描かれる、再生の物語。
「ここで生きる」ということを、深く問いかける一冊。
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